某施設全体模型の修繕作業

こんにちわ!

雨が降ったり暑かったり寒かったりで体調を崩しやすい関東地方の気候ですが、天気が良いと風も気持ちよくて過ごしやすい今日この頃ですね。

 

さて写真のような某施設の全体模型の修繕作業に先日行ってまいりました。

ご担当の方からお話を伺いましたところ、20年ほど前に模型製作業者に依頼したものということで、建物や地盤は紙・ボード製で出来ており、所々で浮きや剥がれなど部品が外れたりしておりました。

樹木や植栽は乾燥の為ボロボロとはがれて、地面に落ちているような状態でした。

 

お客様のご要望に応えつつ、20年前の美しい状態に出来る限り戻せるように尽力をさせて頂きました。作業しながら思ったことが、当時この模型を製作をした方々の技術や思いが伝わってきたことがなによりの収穫でした。その中で特にすごいと思ったのが鉄塔です。なにかの金属で出来ていてどうやって作ったのかが気になりました。

 

修繕作業と新設の建物を追加してほしいとのご希望でしたので、事前に現地を下見をしたうえで、現状の模型の上に置いた時に違和感がないよう、色の選定や規模感、ニュアンスなど確認して製作に掛かりました。

修繕作業は他にも事例があるのですが、その都度前任の方の模型に触れることが出来て大変勉強になりますし、なによりご依頼を頂きましたお客様にもお喜びを頂けて嬉しく思います。

ありがとうございました。